TOP > スタッフブログ > らくだ(社長:高本茂樹)のひとりごと > メンテナンスしやすい坪庭 福井市デイサービス
らくだです。こんにちは。
久しぶりの投稿になってしまいました。
知人から、大丈夫~などと連絡が入り、皆さんの音信不通者リストに入ってしまうといけないので
ちゃんと仕事してますよ~ブログです(笑
先日、デイケアセンターの浴室から見える坪庭工事をさせていただきました。
約4m×1.8mという坪庭空間です。
浴室の坪庭は、これまでも何回か施工していますが、
今回はよりシンプルで、メンテナンスが楽なようにするのがポイントでした。
設計はらくだ嫁が担当。
御簾垣の目隠しに、大小の景石、枯山水風の伊勢砂利、杉苔、そして1本の植栽・・・
実際の窓の大きさから見える高さ、目隠し竹垣とのバランスなど、はっきりとわからない状態での設計は
まさに想像力でしかありませんから、結構苦労していました。
下はイメージパース。
まずは、景石を据えます。
イメージパースとの奥行感の違いがわかると思いますが、思ったよりも狭い感じです。
浴槽につかっている時、洗い場に立っている時、いろいろな角度からベストの位置を探り出し
向きや立ち方には、とことんこだわります。
次に核となる植栽は、株立のヤマモミジ。
まだまだ暑いこの時期、葉を落として運搬するので、冬の枯れ木のように見えますが・・・
浴室の窓からの景色には、ピッタリの樹形でした。
御簾垣竹垣はエクスタイルの朧竹(おぼろだけ)という、目隠しになる材を使用しています。
色合いも、機能性もすばらしい商品です。
防草シートの上に伊勢砂利を敷き、照明も入って当初の計画通り、メンテナンスし易く、シンプルな坪庭が完成しました。
石とヤマモミジを、当初のイメージよりも大きくしたことにより、迫力感が出たと思います。
施設の浴室なので、これからたくさんの方々の目に触れるのだという、喜びとプレッシャーを感じていますが、
バランスよく出来上がり、施主様にも喜んでいただけてホッとしています。
利用者の方には、癒しの入浴タイムになって頂けると幸いです。