TOP > スタッフブログ > らくだ(社長:高本茂樹)のひとりごと > TM9貼ってきました | 福井市
11月に入りました。
最近朝、布団の中が気持ちよくて、なかなか出られないらくだです
それにしても二度寝って、なんであんなに気持ちがいいんでしょうね。
休みの時くらいしかできませんが、特に寒いこの時期、朝時計を見てもう少し寝られるわ~と思うと
とても幸せを感じる今日この頃です
さて、先日の施工現場を少しご紹介します。
新築のリビングに面したお庭です。
白のタイル張りと、緑の芝張りのコントラストがとても綺麗です。
芝生は、庭屋おすすめ改良型コウライ芝「TM9」です。
芝刈りが少なくて、メンテナンスが楽なこの芝、以前のらくだブログでもご紹介していますので
一度読んでみてください。→「TM9という芝について」
ところで、芝張りってどんな風にするかご存知ですか?
写真で見ると、芝が並べてあるだけのように見えますが・・・
実は下準備やら、貼り方やら、いろいろあるのです。
ご自分で施工されたい方もいらっしゃるのではないかと思うので、基本的な事を少しお教えしましょう!
<<芝張りの時期>>
芝張りをするのにいい時期は?とよく聞かれるのですが、
福井市内で考えると3月下旬、4月、5月、6月初旬、10月、11月でしょうか。
雪が積もっていなければ12月でも大丈夫です。
<<下地について>>
芝を張る場所の下地は、水はけが良い土がいいでしょう。
弊社の場合は、下地に山砂というものを使います。
路盤の状態にもよりますが、厚みは10~20㎝くらい入れて、平らに均します。
その上に、肥料を撒いて下地の完成です。
肥料は粉末状の乾燥鶏糞が使いやすいです。できるだけ均等に撒きます。
<<芝張り>>
芝は1束で約1m2分なので、広さに合わせて購入します。
はり方にもいろいろあって、べた張り方法、目地張り方法、市松張り方法というものがあります。
べた張り方法は、芝の目地を空けずに全面ぴったり張る方法です。
より早くきれいな状態にしたい場合はこの方法で張ります。
上の写真はべた張り方法です。
芝は横に這う成長が早いので、間を空けて張っても、1~2年で自然に埋まっていきます。
芝を節約して、間隔を空けて張るのが、目地張り、市松張り方法です。
ここではよく行う、べた張り方法ですすめていきます。
芝の目地が通らないように、写真のように馬目地で並べていきます。
根が張るまで芝が動きにくくするためです。
半端部分は芝を土ごとカットします。剪定用のハサミなど、よく切れるものがおすすめです。
引きちぎったりするのは、発育上やめた方がいいでしょう。
できるだけ目地がまっすぐになるよう、ひたすら並べたていきます。
<<転圧>>
並べ終えたら、今度は芝の上から力を掛けます。転圧です。
大きめの板を敷いて、足で踏み固めるのが一番手軽でしょう。
これが結構重労働ですが、芝面も平らになり、土との隙間がなくなることで
根が付き易くなりますので、必ず行いましょう。
<<目土>>
芝の上に砂を撒いて、目地を埋める作業です。
根付きが良くなり、葉を元気にします。
春先の芝張り時には必ず行いましょう。
秋口の場合は、広めの目地埋めだけで大丈夫です。
砂は、ホームセンターなどで購入できます。
目土用砂として専用のものが販売されている所もあります。
<<散水>>
一連の作業が終わったら、芝全体に水を撒きます。
目土を落ち着かせます。
春はたっぷりと、秋は少なめに、ですね。
完成~~~です。
長々となりましたが、芝張り時のご参考になれば幸いです。
もっと詳しく知りたい方は、弊社までお問い合わせください。
らくだでした。