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だんだんと涼しくなってきました
ここ庭屋展示場でも、日中でも鈴虫の音色が聞こえていますよ
福井もいよいよ秋本番
福井の秋は、あっという間に過ぎ去るといういつもの流れ
こんな季節から増えるお問い合わせは
『カーポート』
雪や雨の割合が多い福井では、過半数を占める割合で施工するのが
『カーポート』なのであります
折板カーポートや屋根が明るいポリカ屋根のカーポート、
よく質問されるのが、
「耐積雪量100cmと、耐積雪量150cmって、どこが違うんですか?」
という質問
まず簡単に説明すると、耐積雪量というのはその字の通り
どのくらいの積雪の量に耐えられるか、という事。
この時に注意していただきたいのは、『新雪』で、ということ。
耐積雪量100cmは、新雪で100cm(1m)以上積もったら、
基本的にはカーポートの屋根の雪おろしが必要です。
さらに、締雪(新雪の重みで圧縮された雪)や、粗目雪(一度解けて再度凍って細かな氷の粒が固まった雪)などは
新雪よりもさらに重たくなるため、100cm以下ででも、必要ならば雪おろしが必要なのです
耐積雪量150cmも雪に関する比重の計算は同じですが、150cm(1.5m)までは耐えられる設計になっています ぬぉぉ~
積もっては解けて固まり、さらにその上に積もって…etc
昨年はそれほどでもなかったですが、
一昨年はすごかった
そんな福井の雪事情、今年はどうなるのでしょうか
結果、一体何が違うの?ということですが
梁を支える柱の太さと
屋根を支える梁の太さと、アルミの厚みが違うのです
耐積雪量100cmのカーポートにたくさんの雪が乗っかっているお宅の
カーポートの梁をよ~くみてみると…
梁が、しなって見えるそうです ひょぇぇ~ 早く降ろして~
よっぽどの事でない限り、折れたりはしないのでしょうが(実際聞いたことはないです)、
雪って、それだけ重たいんですよね~
その重さを、梁と柱で支えているのです ムムムッ
最近では、確認申請の事情なども含まれますが
耐積雪量150cmが大半を占めています。
圧倒的に旦那様の意見です
金額が多少UPしても、『150cmで!』というご主人様の堅い意志
家族の安全を守る、素敵です (雪おろし、誰がするの?→本音)
これからカーポートをご検討されるお客様は
これからの雪事情や、どれだけお世話できるかも想定して、
『我が家に合ったカーポート』を選ばれることをお勧めいたします。
そして、なんといっても安心施工、アフターフォローも大事です
ご検討の際には、是非シャレスにご相談下さいね