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シンプルに、オシャレに
外構工事のプランをデザインする時
「施主様の様々な情報を出来るだけ取得する」ことが、スタートになります。
当たり前の事ですが、プランを進めていく中で
この情報が一番の軸となり、デザインプランは
最後までブレずに、最良のかたちになっていきます。
福井市のK様邸の、増築リフォームに伴う外構工事のご依頼をいただきました。
シンプルですが、オシャレでかっこいい外構プランが完成しました。
福井の外構計画では、駐車台数は3~4台が主流
福井県は、1世帯当たりの自家用車保有台数が全国1位というのは有名ですが
当然、その分の駐車できるスペースが必要になってきます。
3台~4台分の駐車スペースを確保しながらのゾーンニング。
外構デザインをする上でこれが最大の課題なのです。
駐車スペースが増えると、舗装面積が増えるので金額もアップします。
植栽も欲しいけど、場所がないし・・・
オシャレにすると更に金額が上がってしまう・・・
と、いうような相談もよく聞きます。
出来るだけコストを抑えて、オシャレに、機能的なデザインにするのが
実は一番苦労する点であり、やりがいのあるプランなのです。
K様邸も同じ課題の中のプランニングでした。
間口が広いという利点もありましたが、軽自動車を含めると
最大で5台が駐車できるようになっています。
ご主人リクエストの芝生のスペースも確保できました。
↓ ↓ ↓ パース図でわかりやすく
こちらはプレゼンテーション用のパース図です。
最終決定前のものなので、若干違う部分もありますが
上の写真と見比べると、リアルさがわかると思います。
このパースを見ながら、不要な部分は削ったり、場所を変えたりという打ち合わせを行いました。
オシャレにワンポイント
枕木のように見えるのは、FRP~繊維強化プラスチック製のリアルな人工枕木です。
ディーズガーデンのティンバーという商品ですが、質感とディテールが素晴らしい
一見、本物の木材と見間違える程なのです。
腐ったりしないので、玄関前のワンポイントに最適です。
その枕木にオリジナルデザインのネーム付フレームを取り付けました。
メタセコイヤ伐採
重機で吊っているのはこの場所に植わっていた「メタセコイア」という木の根株です。
「メタセコイア」は樹高30mにもなるヒノキ科の落葉樹。
増築前の造成工事で、この木を伐採して根っこを掘り起こしました。
チェンソーで切った後切り株を見ると、年輪は25~6で
うちの重機で大丈夫だと思ったら、とんでもない。
かなり苦労しましたが、頼もしい助っ人の手伝いもあって、なんとか掘り出せました。
記念に、パチリ
何年か後にこの子達と会って、成長した姿に驚くのも、またひとつの楽しみなのです。