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弊社の事務所前の写真です。タイル貼りの玄関ポーチをウッドデッキで拡張しました。
材料は、ホームセンターのツーバイ材を使用したオリジナルのウッドデッキです。
キシラデコールで塗装しています。
価格的には一番リーズナブルに出来る方法ですが、普通の木材の為、腐りやすいので
最低毎年一回は塗装をしないといけないというデメリットがあります。
上の写真は、アイアンウッドとして知られるインドネシア産の「ウリン」材。
茶色く塗装しているように見えますが無塗装です。
ノーメンテナンスで50年の耐久年数があると言われていますが
乱獲による環境保護のため輸出規制が厳しくなって、価格が急騰して
今後、普及率は低くなるでしょう。
こちらは、以前天然木のウッドデッキでしたが、
腐食のため取り壊して、人工木といわれる樹脂製のウッドデッキにリフォームしました。
木粉を練りこんである樹脂製デッキは、
近年、ノーメンテナンスという手軽さから、急速に普及してきました。
見た目、手触りは、天然木に見間違えるほどリアルですが、
直射日光による表面温度の高温化と、熱膨張による収縮で
歪みが出る場合があります。
夏場は、素足で立てないほど暑くなります。
しかし、そういうデメリットさえ問題視しなければ、手入れも楽で
半永久的に腐らないという大きなメリットがあります。
上も、人工木のデッキ。
節などがなく、とげが刺さることもありません。
上の写真は、天然木ですが、ある加工を施しています。
木材を高圧炭化することで、腐食の原因となるセルロースのみを除去した木材なのです。
その名も「タンモクウッド」
施工したては、やや炭っぽい臭いがしますが、徐々になくなります。
見た目は天然木と全く変わらないのですが、腐りにくいという優れた特徴があります。
大野市のモントリオールさんという喫茶店のオープンテラスを、タンモクウッド材で施工しました。
こちらは無塗装材を使用しています。
2010年の施工で、無塗装なので色褪せはしていますが、
現在もまったく腐る気配がありません。
このように、ウッドデッキと一言でいっても
最近はいろんな材質があり、それぞれ一長一短があり
手触りも、色も、価格も違います。
使い道によって、選択肢は変わってくると思います。
ご自身のライフスタイルにあわせて、じっくりと選んでみてはいかがでしょうか。